東京で「陶器の日」PR


「陶器の日」事業4団体協議会(*)は10月4日の「陶器の日」、東京六本木ヒルズ内のレストラン「新(ARATA)」で「陶器の日」のPRイベントを開催する。「陶器の日=お茶漬けを食べる日」を関係者らにアピールすることで、「陶器の日」の認知度アップと陶磁器の販売促進を目指す。

「陶器の日」小冊子

PRイベントで配布される「陶器の日=お茶漬けを食べる日」をコンセプトとする小冊子。

イベントは午後6時から9時まで。レストランを借り切り、流通関係者やテレビ、雑誌などのマスコミや国会議員、各産地の県会議員、各産地首長、各産地団体関係者など約150人を招待する。

会場では、各産地の陶磁器の特徴とご当地のお茶漬けのレシピをパネルで発表する。これは多治見の老舗料亭「魚関」で、1府7県から送られてきた器とレシピを用いて、実際にお茶漬けを作り写真撮影で編集したもの。それをまとめたパンフレット「お茶漬け図鑑」も配る。また美濃焼「うな茶漬け」、常滑焼「佃煮茶漬け」、京焼・清水焼「鱧茶漬け」など各産地の食材を使ったお茶漬けを産地の器に盛り付けし、試食してもらう。

「お茶漬けを食べる日」は、同協議会が昨年、単に商品を売るだけでなく「モノ」から「コト」への意識変革を図るため始めた企画。今年は4カ年計画の2年目として、地域振興や地域食材・料理など異業種との連携も視野に入れて波及効果を狙う。

「陶器の日」事業4団体協議会 消費地流通団体のTOZIX・ジャパン、メーカー団体の日本陶磁器工業協同組合連合会、メーカー・輸出入関連団体の日本陶磁器産業振興協会、産地卸団体の日本陶磁器卸商業協同組合連合会の4団体。